ガソリン価格情報〜来月のガソリン価格はどうなるの?

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5月ガソリン価格予想 (2012年4月27日)

4月に入って早々に、原油が下がりだした。
絶対値としての原油価格が下落したおかげで、ガソリン仕入れは6円相当の値下がりを記録したが、それが末端にまで浸透したかといえば、疑問符がつく。
つまりは、スタンド間の暗黙の了解部分(決して談合ではない)であり、4月後半のGWを前にしたこの段階で、150円の下をくぐる価格がやっと出だした模様。
暗黙の了解とはなにか? 
それは「灯油という季節商品が無くなったことによる収益減」にある。

さて5月のガソリン価格予想だが、すでに4月後半の値下がりが進行しつつある以上、5月の先物納会価格なども加味しても、業転(スポットガソリン)+5円の低マージンでの激戦区の価格は、127+5*1.05≒138〜139円であり、そこから+5円、つまり144〜145円あたりがセルフの主流価格となり、全体的には4月よりは安くなるであろうことが予想される。

ちなみに系列仕切りの弱小店は、127+7(ブランド経費)+15(マージン)*1.05≒156〜157
といった仕上がり価格が予想され、完全な二極化が続くことだろう。
どちらを選ぶかは消費者の選択にある。

4月ガソリン価格予想 (2012年3月31日)

3月は全国でガソリン価格が上がった。
この上がりの背景には、急激な原油価格の高騰が大きく影響している。

ところで、原油価格と為替価格を掛け算したものを、1バレル約159Lの係数0.159で割ると、大まかな変動価格の元が算出できるのことをご存知だろうか?

1バレル100ドル原油×78円÷0.159=49000
49000円を1000Lで割ると、約49円


1バレル123ドル原油×82円÷0.159=63400
63400円を1000Lで割ると、約63.4円


つまり、15円近い価格変動があったということだ。
巷の看板価格はどうだろうか?
おそらくはだいたいそのラインにのっかっているか、それ以上だろう。

さて、2012年4月のガソリン価格予想だが、灯油の出荷が激減する以上、石油メーカーは、ガソリンの価格維持に躍起になることが予想され、原油が下がっても、仕入れは変えないだろう。
よって全体的には、原油価格の大幅値下がりがない場合は、三月比で横ばいを予想する。


ちなみに、テレビやマスコミ等で、ガソリンが200円になると噂する方々は、石油流通の素人であることが多いとおもわれる。

絶対値としての原油価格と為替レートの変動から、コスト計算がきちんと算出できるのに、その術を知らないどころか、周りの雰囲気で高くなる高くなると煽っているのは、ガソリンスタンドを経営する側の当業者として、非常に不誠実に思える。

原油価格が120ドル、為替82円を考えても、為替が100円に近づくことはあっても、原油がさらに上昇するかどうかは、可能性が低いと筆者は考える。

ガソリンが200円になるとしたら、為替が現在より大幅な円安となり100円になった過程しても、前述の計算方法で原油価格を割り出していくと、実に170ドルになってしまう。
それは現在よりも50$以上の原油高騰を意味する。現実離れした数値としか思えないが、真相はいかに・・・?

3月ガソリン価格予想 (2012年2月25日)

2月は原油コストがそのまま上乗せされたために
仕入れ価格の上昇、特に業者間で転売される、通称「業転」価格がいち早く反応した。
その額、8円近く。暴騰したといっても過言ではない状況。


一般的に、元売から業転として世に出たときには、利益はちゃんと上乗せされた状態。
ここ最近は、市場原理は加味されない価格通知。
つまり需給に関係ないコスト上乗せが当たり前の状態となった。

系列ブランドを掲げる販売店には、そのうえにブランド料なるロイヤリティを払う。
その価値は、実にアバウトな定義。4円の中味に意味は無い。

量を売るものは、当たり前に仕入れ価格にケチをつける。
元売に利益がより確実に出ているわけだから、なんとかしろと文句をいう。
しかし、ブランド料が建前となっていて、しょせんその幅の中でしか動かない仕組み。

そのうえで、世間様は、末端スタンドの「一斉値上げ」をみて、「談合」という。


その一斉値上げの時期が目前に、3月早々、気をつけたし。
円安・資源高騰は、インフレの予感・・・

2月ガソリン価格予想 (2012年1月29日)

ホルムズ海峡問題を中心とした中東不安。
原油価格はさらに次の上げを意識した動き。
まるで原油高値を維持するための方便かとも思える。

2月はまだ灯油の売れる時期である。
日本海側の大雪をみても、寒さが衰える気配はない。

灯油で利益が出ているということは、ガソリンが下がるのがこれまでの国内市場だが・・・

期待もむなしく、全社横並びの価格が並ぶ。
数量は期待できないとなると、とる方策は「粗利重視」
談合よろしく、空前の利益を計上するメーカーがそこにいる。

よって2月は中旬以降の値上げを予想する。
エクソンモービルがその鍵を握るだろう。

1月ガソリン価格予想 (2011年12月29日)

EM(エクソンモービル)が決める、外販価格(いわゆる業転価格)

この価格の年明けの発表があった。
12月末比で、スライド。
原油価格との差額が儲けと考えれば、ガソリンだけで、メーカーの利益は10円を超えている。
このおかげで、石油製品の減販が著しいとはいえ、灯油の価格の暴騰も収まっている。

ところで、2012年1月のガソリン価格だが、初旬は12月比横ばい。その後も横ばいを予想する。
理由は「売れていないが、メーカーは収益を確保できている。ゆえに必要以上に下げる必要がない」との判断。
メーカーは「これ以下はない」というラインをもっているのだろう。
ガソリンがもっと値崩れする気配はまったく感じられないのが、当業者であるスタンド経営者の感覚ということをおぼえておいて欲しい。


さて、今は、空前の円高。
つまりは輸入品である原油は、同じ価格でも一番安く買えていることになる。
これが円安に進行することがあるとしたら・・・
ガソリン価格上昇は決定的。
為替や先物原油など、いまだ「金融」=「アングロサクソン」の引き起こすマネーゲームに翻弄されることは間違いないだろう。

非常に不安要素を抱えた2012年だが、まだまだ車両は減るだろうし、燃費も伸びるだろう。
先細りの市場で、品質の同じ商品であるガソリン。
安さが消費者の大きな目安ならば、あいかわらず、局地的な安売りが散見されることだろう。

キーワードは「金融」
石油商売ほど、お金の回転する小売業も珍しい・・・